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津波・地震の夢の意味とは?東日本大震災の被災者が見た津波の夢

公開日: : 最終更新日:2014/12/21 おすすめの夢, 地震の夢, 津波の夢 ,

「私は実は東日本大震災の被災者です。
その時、津波にのみこまれたわけではありませんが、私も家族もそれなりに大変なことになり、家も大変なことになり、そしてその後の生活も落ち着くまで色々大変でした。
それから私は結構しんどい夢を見るようになったのです。
それまでの夢は、ハラハラするような夢でも、高い所から落ちる夢とか、上司に叱られる夢とか、その程度の夢だったのですが、震災を経験してから、本当に夢見が悪くなりました。
津波後の街の様子を実際に見てしまったという事もあると思います。
津波の時の様々な映像を見てしまったという事も影響あると思います。
震災の再来のような夢を見ることがありました。
多分その時は夜中の寝ているときに余震があったのだと思います。
でも疲れていて目は覚めなかったのですが、震災の再来のような揺れを感じ、キャーキャーわめいて、海の水が盛り上がり迫ってきて、必死で逃げるのに、逃げても逃げても水が迫ってきて、車を乗り捨てて高台へようやく逃げたのに、家族や猫が津波に流されてしまうのを泣きながら見るしかないという夢です。
ギャーギャー泣きながら目が覚めると、本当に汗ぐっしょりで、隣で寝ていた夫からすごくうなされていたと言われました。
これもひとつのPTSDの症状かもしれませんが、本当にリアルで、悲しくて、恐ろしい夢でした。
こんな思いを実際にした人もいるかもしれないと思うと、胸が苦しくなり、ドキドキしてその後は眠ることができなくなりました。
夢を見たことは覚えていても、どんな夢だったかが思い出せない事ってありますが、本当に印象的でショッキングな夢は色も景色も顔も声も何もかもリアルで、映画でも見るかのように、現実との区別がつかない程のもので、忘れることもできません。」


 

東日本大震災で被災された方のその後の夢ですね。

実際にはご家族の方は全員無事だったようですし、実質的な被害はさほどなかったのかもしれませんね。

それはなによりなのですが、その後に津波に遭う夢、地震の夢を見るようになったようです。

みなさんはこの方の夢での経験談を聞かれてどのように思われるでしょうか?

まず、この方が津波の夢を見るようになったことについてですが、東日本大震災の影響でこのような夢を見るようになったことはほぼ間違いないでしょう。

夢というのは無意識からのメッセージなわけですが、見る理由のない夢というものは見ないものです。

一見、悲惨な夢のように思えるかもしれませんが、夢分析的にはさほど深刻な夢ではありません。
どういうことでしょうか?

本当に深刻なら津波の夢は見ない

このサイトでは他のページでも散々に無意識の力が偉大であることを述べてきました。
なので繰り返すまでもないことかもしれませんが、一般的に無意識というのは受け入れられない現実を夢の形で表現することはありません。

まずないと思ってください。
1995年1月、兵庫県の阪神地区を阪神・淡路大震災が襲いました。
その後、不思議なくらいに震災に遭われた方たちは地震の夢を見なかったといいます。

これはなぜでしょうか?

人間には常に「影」の存在があります。
表の自分、意識の上で自我によって律せられている自分というのが表だとすると、「こうなってはいけない」「本当はそうなりたいけどなれない自分」というのが「影」のほうへ追いやられることになります。

たとえば男子といつも仲良くしている同性の女子を見かけて「男に媚び売ってる最低な女」という風に思い込むことがあります。
これは、本当は自分も同じように男子と仲良くなりたいのに「そうはなれない自分」が「影」の存在としてなっていることがわかります。

こんな時にこそ無意識は最強にその優秀さを発揮するのです。
「なりたいけど、そうはなれない自分」を見つめる、認めるというのは痛くて辛いものです。
なので「男に媚び売ってる」と思い込むことで自分の弱さ、「影」を見なくて済むわけです。
これが無意識の計らいというものです。

まだ受け入れられない現実というのは無意識が直接は見せないように配慮してくれるわけですね。
もっとも、ずっとそのままだと自分の暗い「影」はずっと隅に追いやられたままですので、なぜかイライラしたり、満たされない状態が地味に続いたりします。

夢でも同様です。
阪神・淡路大震災の後、多くの人が不思議なくらい地震の夢を見なかったというのは、震災直後にはまだ傷が深すぎて、その現実を受け入れられないために、無意識が自分たちの心の深い深いところにまで地震の事実を追いやってくれていたのです。

悲惨な夢は現実を受け入れられるようになった証

ということで、もうおわかりだと思いますが、この夢を見た方が津波および地震の夢を頻繁に見るようになったということは、それだけ自分の表面的な意識の上でも震災の現実を受け入れられるようになったということなのです。

もちろん夢を見ている方にとってはつらいことには代わりないのですが。
夢とはいえ、夢を見ている間には、その人にとっては夢の中の出来事が現実なわけですから。

震災で受けた心の傷を癒そうと、無意識がこの夢を繰り返しこの方の夢の中に津波・地震のメッセージを送り込んでいるものと思われます。
今でもこの方がこのような夢を見ているのかはわかりませんが、ほどなく見なくなることでしょう。

すっかり心が癒されれば、自然と津波・地震のことも忘れていくものと思われます。
(歴史上はそれではいけないのかもしれませんが)

同じような癒しの夢としては、以下の元カノ・元彼との夢が面白いです。

恋人に振られてしまった現実を受け入れられないうちは、元恋人の夢も見ないものです。
夢というのは本当に面白いですね。

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